とだ循環器内科クリニック診療内容

診療内容のご案内

一般外来

高血圧

日本では50歳以上の2人に1人が高血圧と言われています。日常よく耳にする疾患ですが、自覚症状が無いからといって油断すると、知らないうちに全身の血管の狭窄や拡張、動脈硬化を引き起こし、その結果、脳卒中（脳出血・脳こうそく）・心臓病（心不全・不整脈・心筋梗塞・狭心症）・腎不全・大動脈瘤・網膜症などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。
早朝の血圧だけが極端に高いタイプ、変動が大きいタイプ、病院に来ると上昇するタイプ、内分泌疾患により引き起こされていタイプなど、”高血圧”と一言で言いましてもさまざまバリエーションがあります。

脂質異常症

血液中の脂質（コレステロールや中性脂肪）が多い病気です。脂質が多いこと自体は無症状のため、放置している患者さんが多いのが特徴です。そのため、高血圧と同様に「サイレントキラー（沈黙の殺人者）」と呼ばれている生活習慣病の一つで、知らないうちに全身の血管の動脈硬化を引き起こし、心臓病（心筋梗塞・狭心症）や脳卒中の原因となることが知られています。
性別・喫煙の有無・年齢・病気の有無（糖尿病・高血圧・心臓病・脳卒中）などで治療内容が変わります。

高尿酸血症・痛風

飲酒・肥満・運動不足により血液中の尿酸が高くなる病気です。痛風という非常に痛みの強い関節炎を起こすことがあります。また、高尿酸血症は動脈硬化にも関与することが知られています。

糖尿病

のどの渇き・多量の尿・体のだるさ・体重の減少が典型的な症状です。膵臓から出ている血糖を下げる「インスリン」というホルモンの作用が足りなくなり、血糖値が高くなる病気です。
血糖値が高い状態が続くと、全身の細い血管が徐々に破壊されます。目や腎臓などの血管が影響を受けやすく、「失明」「腎不全→透析治療」になる場合もあります。当院では、インスリン治療のフォローも可能です。

かぜ症候群・気管支炎・肺炎

熱・くしゃみ・鼻水・鼻づまり・のどの痛み・咳・痰などの症状が特徴です。インフルエンザなどのウイルスや細菌が原因となります。また、症状が長引く方のなかには、肺炎や喘息などの病気が隠れている場合があります。

ぜんそく・肺気腫

咳・喘鳴（ゼイメイ；呼吸するとゼーゼー・ヒューヒューする）・息切れが発作的に起こるのが喘息です。
空気の通り道である気道（気管支など）がアレルギーや炎症によって細くなると、空気が通る時に「笛」のような音が出ます。喘息の場合は、薬で治療すると元の気道の状態に戻り、息がしやすくなります。薬で発作を予防すると普通の人と同じ生活を送ることができます。しかし、心不全のときも喘息と同じような症状がでるため（心臓喘息）、診断と治療が非常に重要な病気です。
肺気腫（COPD）はたばこを吸う人の20％に発症する気道の病気です。気道が細くなる病気ですが、喘息と違って気道が元に戻ることはありません。肺気腫も薬で症状を軽減することができます。

花粉症

花粉によっておこるアレルギー疾患で、おもにアレルギー性鼻炎（くしゃみ・鼻みず・鼻づまり）とアレルギー性結膜炎（目のかゆみ・涙・目の充血）が生じます。特にスギ花粉症の増加が著しく、国民の4人に1人がスギ花粉症だといわれてます。またスギ以外にも原因植物は80種類もあり、花粉の飛ぶシーズンは1年中に及びます。採血検査で花粉、ダニ、動物、食物、カビなどへのアレルギー反応を調べることもできます。

胃腸疾患

お腹の痛み・張り・吐き気・むかつき・下痢・便秘などは胃腸の病気の場合が多く、胃腸炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・食道炎や場合によっては胃がん・大腸がんなどがあります。
精密検査が必要な場合は提携先や近隣の病院に胃カメラ、大腸カメラを紹介しています。また、お腹の症状なのに他の病気（心臓病など）が隠れている場合があり、胃腸疾患にとらわれることなく、的確な診断と治療を心がけています。

専門外来

高血圧

高血圧は稀に内分泌疾患によるホルモン過剰や腎動脈の狭窄により引き起こされることがあります。また、すでに高血圧による合併症が起きていて、より厳格な降圧治療が必要なケースや、心不全・不整脈の管理を同時に必要とするケース、時間帯・季節による変動の激しいコントロールの難しいケースもあります。
当クリニックでは、循環器専門医による的確な診断と治療を提供します。

狭心症・心筋梗塞

胸の痛み・しめつけ・息切れ・動悸（ドキドキする）が典型的な症状です。心臓に酸素を送っている血管（冠動脈）が狭くなって血液の流れが悪くなる病気です。高血圧・糖尿病・高脂血症という生活習慣病の人、たばこを吸う人、肥満の人は要注意です。
狭心症を放っておくと、最悪の場合は心筋梗塞（血管がつまってしまう）に至ることもあります。
当クリニックでは、循環器専門医が豊富な臨床経験をもとに、心電図・心エコー・心筋梗塞迅速検査・24時間心電図（ホルター心電図）を用いて、的確な診断や治療をおこないます。さらに、カテーテル検査・治療が必要と判断した場合は、近隣の連携病院に紹介しています。
カテーテル治療後は再発予防のための治療を提供します。

心不全

息苦しさ・動悸・息切れ・体の疲れ・顔色が悪い・手足が冷たい・足や顔がむくんでいるなどが典型的な症状です。心不全は心臓の調子が悪くなる状態のことで、高血圧や狭心症・心筋梗塞・不整脈などすべての心臓の病気の最終地点であり、放っておくと死に至ることが多い状態です。
しかし、適切な治療により悪化を防ぐことも可能です。症状が急速に進行して緊急入院が必要になる「急性心不全」と、比較的安定している「慢性心不全」があり、入院の必要があれば、近隣の連携病院へ紹介いたします。

深部静脈血栓症・肺塞栓症

足のむくみ・息切れ・胸の痛みが典型的な症状です。
長時間ずっと同じ姿勢（飛行機や車での長時間移動、長時間の事務仕事、骨折後のギプス、寝たきりなど）が続くと、膝や脚の付け根の静脈の血流が悪くなり、静脈血栓という血のかたまりができてしまうことがあります（深部静脈血栓症）。
静脈内の血栓は、血液の流れにのって肺の動脈に詰まり（肺塞栓症）、呼吸困難や最悪の場合は死に至ることもあります。
当クリニックでは、豊富な臨床経験をもとに、的確な診断や治療を提供します（心臓エコー検査・下肢静脈エコー）。さらに、緊急に処置が必要と判断した場合は、近隣の連携病院に紹介しています。

睡眠時無呼吸症候群（SAS）・CPAP療法・在宅酸素療法

睡眠中のいびきや無呼吸、日中の眠気などを主訴とする睡眠時無呼吸症候群（SAS）は、低酸素ストレスからくる交感神経の緊張によって、高血圧や心疾患、交通事故を招くことが知られています。当院では自宅で簡易型睡眠ポリグラフでの診断が可能です。近隣病院の専門外来とも連携しています。CPAP療法、在宅酸素療法の定期フォローも可能です。　

その他

インフルエンザワクチン接種

インフルエンザワクチンの接種料金は成人、小児ともに1回3500円（税込）です。3歳以上のお子さんから受付しております。（13歳未満の小児には2回の接種が推奨されております。）事前予約は必要ありません。

肺炎球菌ワクチン接種

高齢者用肺炎球菌ワクチン予防接種を、受け付けております。接種をご希望の方は、接種券と健康保険証をお持ちよりください。接種券を使用しない肺炎球菌ワクチンの接種も、随時受け付けております。接種券を使用しない場合は、料金は7700円（税込）です。事前予約は必要ありません。

帯状疱疹ワクチン接種

帯状疱疹ワクチンは、従来の水痘ワクチンとシングリックスを取り扱っております。ワクチンは取りよせとなりますので予約が必要です。料金については、電話にてお問い合わせください。

HPVワクチン接種

HPVワクチンは公費、自費ともに9価ワクチンのシルガードを、取り扱っております。ワクチンは取りよせとなりますので予約が必要です。

特定健診

40歳以上の方に実施される特定健診を、実施しております。国民健康保険、後期高齢者医療制度に加入されている方の特定健診は、6月1日から10月末までの5か月間です。10月は混み合いますので、お早めの受診をお勧めします。協会けんぽ、健保組合などの被用者保険に加入されている方の特定健診も、通年随時受付しております。事前予約は必要ありません。

健康診断

診察、心電図、レントゲン、検尿の基本コースが4400円（税込）、採血を加えたコースが9600円（税込）です。事前予約は必要ありません。

各種抗体検査・各種ワクチン接種

麻疹、風疹、ムンプス（おたふくかぜ）、水痘、百日咳、B型肝炎の抗体検査が可能です。

ワクチンは、麻疹、風疹、MR、ムンプス、破傷風、水痘、B型肝炎ワクチン接種を実施しております。（ワクチン接種は16歳以上から受け付けております。）

ワクチンは取りよせとなりますので予約が必要です。料金については、電話にてお問い合わせください。

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一般外来

高血圧

脂質異常症

高尿酸血症状・痛風

糖尿病（ｲﾝｽﾘﾝ可能）

かぜ症候群・気管支炎・肺炎

ぜんそく・肺気腫

花粉症

胃腸疾患

専門外来

高血圧

狭心症・心筋梗塞

心不全

不整脈

深部静脈血栓症・肺塞栓症

睡眠時無呼吸症候群（CPAP療法）・在宅酸素療法

その他

インフルエンザワクチン接種

肺炎球菌ワクチン接種

帯状疱疹ワクチン接種

HPVワクチン接種

健康診断

抗体検査・ワクチン接種

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